くず餅の船橋屋にみるSNSの活用法
採用難が常態化している小売業界ですが、くず餅で有名な従業員数200人の老舗和菓子屋「船橋屋」では、2015年の5人の新卒採用枠に、全国から1万6625人の学生がエントリーしたそうです。
勝因はブログとSNS。募集人材に近い世代の社員が、土日も含め毎日「入社の動機」「日々の仕事」「休日の過ごし方」などをブログにアップしていったとのことです。
会社選びで重要視する要素として、常に上位にあがる「職場の雰囲気」。実は給与以上に転職の決定打となるポイントです。とはいえ「職場の雰囲気」はなかなか伝えづらいもの。募集要項の文章のみで良い印象を持ってもらうのはなかなか困難です。そこで威力を発揮したのがブログやSNS。採用期間には毎日社内の様子をアップし、職場の雰囲気や人間関係を伝えたそうです。
船橋屋は社内でうまくブログを活用できた成功例ですが、日々の業務を行いながらブログやSNSを毎日更新するのは難しい面もあるでしょう。今やマーケティングの核を担うとも言われるSNS運用。思い切ってプロの手を借りるのもひとつの手です。
自社で行っているうちに目的がずれ、結局惰性で続けて必要な情報をアップできず、無駄にエネルギーを費やしてしまうことも。業務時間短縮が大きな問題になっている昨今、それは避けたいところです。
ブログやSNSに投稿すべきポイントを熟知したプロに任せることによって、効率的に採用やマーケティングを行うことができます。一度、相談されてみてはいかがでしょうか。
(ライター カトウヒロコ)