発送転換がキモ!販売・飲食業でスキルを生かす
販売・飲食業界というと「接客」がメインの仕事というイメージがあります。40代で転職を考えるまで接客の仕事に携わっていなかった場合、異業種への転職を考えてみては?と言われても、なかなか販売・飲食は検討する業界に入らないかもしれません。
しかし、40代以降の転職者に販売・飲食業界で求められているスキルは、自身が接客を行うというよりも、人材育成、組織管理、戦略立案などが主になってきます。
最近、面白いニュースを見ました。
ファミリーマートが東京の立川市にドン・キホーテとの共同実験店舗をオープン。コンビニ店舗にファミリーマート商品以外にドン・キホーテが展開する商品を導入し、ドン・キホーテ流の陳列をする、というものです。これにより、女性客の比率アップ、若年層の取り込みを狙っているそうです。
「炭火居酒屋 炎(えん)」を手がける外食チェーンの伸和ホールディングスでは、札幌市内に指導役の社員1人以外は全て、研修中の新人アルバイトやパート従業員で営業する研修専用店舗を設けました。研修用店舗のため割安メニューを提供。きめ細かい実地研修を行うことで、人材の定着率を高めるのが狙いだとのことです。
販売・飲食は、人材確保と生き残りをかけて新たな発想が非常に必要とされている業界です。このような斬新ともいえる発想は、異業種から転職した人だからこそ、優位にできる可能性があるのではないでしょうか。今までの業界でやってき方法と販売・飲食を掛け合わせることで新たな手法となる可能性があるからです。
販売・飲食は人手不足と言われており、新しい人材の募集が多い業界です。自分は接客は経験がないから…、という理由で避けてしまわずに、今までのキャリアやスキルを生かして新たな発想で業界を盛り上げることはできないか?という視点で考えてみてください。販売・飲食の採用情報を見れば、新たにワクワクするような仕事に出会えるかもしれません!
(ライター カトウヒロコ)
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