これからの主流に!「副業」のメリット・デメリット
人生100年時代と言われています。定年を迎えた後も働くことがこれからの常識になるでしょう。そんな中、注目を浴びているのが「副業」です。今や副業を「したい/している人」は66%にものぼります。
「副業をしている/したいと思う理由」には「収入を増やしたい」だけでなく、「定年後の準備のため」「やりたいことことを叶えるため」などが上がっており、今後の人生を有意義に過ごすための選択肢のひとつと考えられていることがわかります。
とはいえ、「副業」にもメリット・デメリットが存在します。社員の副業を許可する制度を導入してみようという企業にとって、また副業に挑戦してみようと思う個人にとってのメリット・デメリットはどのようなことなのでしょうか。
<企業側>
メリット
・従業員が社内では得られない知識・技術・人脈を獲得し、企業に還元できる
・従業員の自らの業務効率が高まる
・優秀な人材の獲得や退職防止につながる可能性が高まる
・採用ではなく業務委託等で契約することができ、優秀な人材を効率よく活用できる
デメリット
・従業員の労働時間管理、健康管理が難しい
・情報漏洩、トラブルリスクの増大
・競合サービスへの価値提供につながる
<個人>
メリット
・将来の起業・独立の準備が可能
・本業を捨てずにやりたい仕事にチャレンジできる
・新たな知識・技術・人脈の獲得
・所得の増加
デメリット
・労働時間の長時間化、それに伴う健康リスク
・本業の企業との信頼関係構築コストの増加
・本業・副業先双方の秘密保持義務、競業避止義務の発生
・所定労働時間の短い仕事を複数行うと、雇用保険などの適用がない場合がある
副業を導入する企業、挑戦したいと考えている個人は年々増加しています。しかし、実際に副業で働くこと、始めることはまだ一般的とはいえません。副業をしたいと思っている人、副業で働く人を受け入れているる企業を探すことは、まだまだ難しいのが現状です。
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(ライター カトウヒロコ)