転職してよかったことベスト3
転職者を対象とした調査によれば、転職してよかったこととして、「給料がアップした」「社風が合う」「周囲の人に恵まれた」「能力や成果を評価された」などが上位にあげられていました。
私自身、4度の転職を経験していますが、毎回、転職してよかったと思うことは主に3つに絞られるなと感じます。
1.キャリアアップできた
役職が上がる、ということだけでなく、今までやっていた同じ仕事でも違う視点やスキルが加わります。応用をきかせるような機会を得ることによって、スキルも確実にアップします。結果、キャリアアップにつながったという実感がありました。
2.人脈を広げることができた
転職をしなければ、出会えなかったような人に会うことができました。仕事で出会った方々は、しばらく一緒に仕事をする機会が中断しても、数年後に新しい事業でご一緒することになったり、新しい出会いを提供してくださったり、友人とはまた違った世界をもたらしてくれます。
3.希望する仕事に就けた
私の場合、雑誌の編集をしていた時に、ウェブの編集をやりたいと思い転職をしました。この時点ではウェブの編集経験はゼロなので、いきなり「やりたいです!」と言ってその職に就けたわけではありません。
ウェブ編集者になるまでの道筋を会社に入る前に描いてから、ウェブ編集ができる環境に転職をしました。入社してからのキャリアビジョンがきちんと描けていれば、転職した後に希望する仕事に就ける可能性が高いと思います。
転職してすぐに、希望していた仕事ではないと「こんなはずではなかった」と何の努力もしなければ、どんなに転職を繰り返しても希望する仕事には就けないでしょう。
転職をしたことがある人は、今までの転職経験の中での成功体験を、イメージしながら仕事探しをしてみてください。転職経験がない人は、転職することによってどんなことを得たいのかを考えてみましょう。かなえたい希望をしっかりと見据えて仕事探しをすることで、満足度の高い転職ができる確率があがります。
(ライター カトウヒロコ)