自分の最高をめざす!ビジネスパーソンに必要な3つの行動
仕事を通じて自分を高めるにはどうしたらいいのでしょう?スポーツ選手が己の自己ベストを更新しようとするように、ビジネスパーソンも人生のひとこまひとこまで、「自分の最高」を目指すことが大切なのではないでしょうか。
ミドル・シニア世代のビジネスマンの中にはある程度経験を積み、「これでいいや」と考えている方がいるかもしれませんが、自己実現をあきらめるのは早すぎます。人生を充実させ、「最高の自分」になるために必要な3つの行動を紹介したいと思います。
①具体的な目標を持つ
プロ野球選手になりたい人は、必死に努力を積み重ねてその座をつかみ取ります。「別になりたくなかったけれど、プロ野球選手になった」という話は聞いたことがありません。
高みをめざすなら「具体的な目標を持つこと」が欠かせません。「常になれる最高の自分」のイメージに向けて、進んでいく姿勢が重要です。そもそも「なれる最高の自分になる」と考えたことがない人もいるかもしれませんが、「飛ぼうと思ったよりは、高くは飛べない」といいますから、自分はこれぐらいでいいという思い込みは、自分の可能性を縛るものになってしまいます。
②人から評価される結果を出す
「なれる最高の自分を目指す」というと響きが良いのですが、実は大きな罠が潜んでいます。いくら努力したとしても、人から評価されなければ価値が認められないということです。
特に実直な性格の人ほどインプット過剰の状態に陥りやすいものです。勉強を積み重ねては「自分は未熟だ。こんなではダメだ」と自信が持てず、アウトプットを敬遠してしまいがちです。
社会ではひっそりと「ただ頑張るだけ」では評価されません。要は、表に出て人や社会から評価されるような結果を残すことが重要なのです。失敗や厳しい評価にさらされる可能性もありますが、人からどう見られるかを意識することが第一。恐れずに実行することこそが成長への近道となるでしょう。
③一歩踏み出して行動してみる
有言実行はビジネスパーソンの基本、当たり前の規範です。ですが、「なれる最高の自分」になろうとするならば、それでは不十分。「言ったことをやる」だけではなく、「思ったこともやる」姿勢こそが自身を成長させます。
有言実行が当然だからと、これを逆手に取って「言ったことしかやらない人」「余計なことは言わないようにする人」もいます。最低限の行動しかしない人は、次第に消極的なスタンスが板に付いてしまい、やる方法や理由を考える前に、やらない理由、やれない理由を考えるようになってしまいます。
しっかりと考えることは大切ですが、頭でっかちは禁物。自分の殻を破り、一歩踏み込んでやってみる!という姿勢こそが自分を変えていく力になります。ひいてはビジネスにおいて重要な力である、「実行力」そして「思考力」を培われます。
成功は他者が決めること
目標は自分で定めるものですが、達成できたかは客観的な結果に基づくものになります。幸せや満足は自分で決めらますが、「成功」は他者が決めることだとも言えるでしょう。
他者から評価を受けることは、それだけ人に喜ばれているということの証拠でもあります。「自分の最高」を追求した結果「成功」できたら、自分をとりまく多くの人や社会そのものに貢献していることと同義です。インプットとアウトプットの繰り返しは地道ですが、その努力が他者に喜ばれるという形で報われるならばそれこそ最高だと思いませんか?
「自分に成長は必要ない」というビジネスマンはいないと思います。「自分の最高」に辿り着けるかどうかはわかりませんが、ご紹介した3つの行動を心がけることで日々の仕事にも必ず良い変化があることでしょう。小さなことからでも、ぜひ始めてみませんか?