可能性を広げる「自分をブランド化する方法」
「大手企業〇〇社に勤めていた」そんな肩書がステータスとして通用することもありますよね。「〇〇に採用され、仕事をしてきた実績ある」…超有名企業などに身を置いていた経歴はその後もプラスにはなることでしょう。
近年転職が当たり前になり、市場が活発化するようになった昨今、そんな「組織のネームバリュー」よりも「個人の実績、価値」が注目される様になり始めました。在籍している会社のブランドが、バックボーンとして有効なのは基本的に勤めているその時。転職をしたらその効力は大幅に弱まってしまう、と考えてください。
今回は転職後にも薄れることなく、生涯を通して通用する「自分自身のブランド化」についてご紹介します。本気で取組むメリットや、心がけるべきことをチェックしましょう。
自分のブランド化ってどういうこと?
そもそも、ブランド化というのはどんなことなのでしょう。「ブランド」というとあなたは何を思い浮かべますか?おそらく何らかの商品やサービスの象徴的なイメージが浮かんでくるのではないでしょうか。
ここではブランドを「特別なイメージを抱かせるもの」として考えてみたいと思います。個人におけるブランドは、「その人」にひもづいて思い浮かべられる「特別なイメージ」。
「〇〇さんはちょっと厳しいけれど、仕事をきっちり期限までに仕上げてくれる人」
「□□さんは使った資料を、他の人にも見やすいように整理してくれる几帳面な人」
そんな風に、思われるとしたらある種のブランド化に成功していると言えるかもしれません。
まず「どんな人だと思われたいか」決める
意識的に自分をブランド化するなら、まず自分が「人にこういうイメージを持たれたい」という理想のイメージを固めましょう。
面白い、カッコいい、セクシーといった人間的魅力に関するもの、仕事が丁寧、期日に忠実といった仕事のクオリティに関するくくり何でもOK!。とにかく、「ここは当たり前以上のレベルでやる」ということを一つ決めて、それを徹底することが「ブランド化」の実現につながります。
作りたい理想のイメージが固まったら、そのブランドイメージを周囲に認知してもらうためにどう行動するか、どう見せていくかを逆算的に考えて実践します。ただ漠然と仕事をこなす人と、明確な理想のイメージのもと行動する人では、相手に与える印象は雲泥の差が生じるはずです。
晴れてブランド化に成功すれば、あなたが話題にあがった際、職場の周囲の人や業界の関係者に「〇〇さんにはこういう素晴らしいところがある」とブランドイメージを共有してもらえるようになります。イメージで信頼を獲得することができれば、当然あなたに仕事を任せたいという人は増えますし、より自分を高く売り込めるようにもなります。
やることは実はシンプル!
ブランド化というと大層なことなようですが、自分自身を「人間的魅力」と「仕事のこだわり」の2つの観点から理想のイメージを構築して認知させていくだけです。「ブランド」は老舗になるほど価値が増します。とりかかるなら今すぐが吉!あなたも早速「自分ブランド」を発信し始めてみてはいかがですか?